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カニバリズム論

中野美代子著

(福武文庫, な0202)

福武書店, 1987.7

タイトル読み

カニバリズムロン

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内容説明・目次

内容説明

「食べなければ死、食べれば悪という絶体絶命の深淵に置かれた人肉は、なんと精神的な存在物であることか。(本文より)」カニバリズムをめぐり古今東西を飛翔し、迷宮としての人間の生に迫る痛快無比の文学的エッセイ集。

目次

  • カニバリズム論—その文学的系譜
  • 迷宮としての人間—革命・悪・エロス
  • 食の逆説—開高健氏『最後の晩餐』をめぐって
  • 中国人における血の観念
  • 魔術における中国—仏陀とユートピア
  • 中国残酷物語—マゾヒズムの文化史
  • 虚構と遊戯—中国人の性格について
  • 王国維とその死について—一つの三島由紀夫論のために
  • 恐怖の本質—アンドレーエフ「血笑記」と魯迅「狂人日記」

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN02028786
  • ISBN
    • 4828830553
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    288p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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