書誌事項

聖徳太子の研究

久米邦武著

(久米邦武歴史著作集 / 久米邦武著, 第1巻)

吉川弘文館, 1988.3

タイトル読み

ショウトク タイシ ノ ケンキュウ

内容説明・目次

内容説明

久米邦武の代表的著作の一つ『聖徳太子実録』(『上宮太子実録』)を中心に、聖徳太子関係の論説4篇を収録し、久米の太子論の全貌をうかがえるように配慮した。また本巻には、明治20年代の諸論文を併載し、久米の初期の古代史観を知るのに便ならしめた。なかでも「大化の改革を論ず」は、明治以降の大化改新論の最も早いものの一つとして注目されよう。

目次

  • 第1 聖徳太子実録
  • 第2 聖徳太子と其の時代
  • 第3 聖徳太子と上宮王家の最期
  • 第4 聖徳太子の対外硬
  • 第5 聖徳太子についての歴史批評
  • 第6 大化の改革を論ず
  • 第7 王代の地方経済
  • 第8 法隆寺再建非再建論を読む
  • 第9 吾妻国考
  • 第10 日高見国
  • 第11 日高見国の批評諸氏に答ふ
  • 第12 柏木氏に答へ申す
  • 第13 又繰返す賎の苧手巻
  • 第14 崑崙西王母考

「BOOKデータベース」 より

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