法と社会の昭和史
著者
書誌事項
法と社会の昭和史
(岩波セミナーブックス, 25)
岩波書店, 1988.3
- タイトル読み
-
ホウ ト シャカイ ノ ショウワシ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、1987年3月から4月にわたって6回に分け、岩波市民セミナーで行った講義のメモをもとにまとめたものである。本書の内容は、60年間にわたる激動の昭和史を彩った数々の社会的事件とその背景をえがいたものである。
目次
- 第1講 近代日本社会の成長と法(昭和60年の歴史をかえりみることの意義;戦前日本の社会と法律の特質)
- 第2講 戦時体制と法(戦争とファシズムへの地ならし;戦時法体制の開花—ファシズム法の形成;根こそぎ動員とその破綻)
- 第3講 戦後改革がもたらしたもの(占領初期「民主化」政策;占領政策の変化;戦後の新しい法体制)
- 第4講 高度成長と60年安保(60年安保とは何か;産業構造転換の基盤づくり;開発・計画法制の展開;産業・経済法)
- 第5講 高度成長の終焉と総合安保戦略(曲がり角と過渡期;70年軍事安保から80年安保へ;総合安保戦略の登場;司法反動)
- 第6講 現代日本の社会と法(1980年代軍事安保と改憲問題;戦後政治の総決算;国民生活;特殊日本社会論)
「BOOKデータベース」 より