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反密教学

津田真一著

リブロポート, 1987.9

タイトル読み

ハンミッキョウガク

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内容説明・目次

内容説明

密教は反密教として完結し、そこではじめて仏教そのものの思想的原則をわれわれに示す。ゴーダマ・ブッダの悟りの根本体験から出発し、『華厳経』の成立、『大日経』から『金剛頂経』への転換。そしてサンヴァラ系密教へと、クリティカルに展開する仏教思想史の全体像を、その起動因と二つの思想形成原理にもとづくダイナミクスとして捉え、そのスパイラル状の軌跡を明示した画期的論考。

目次

  • 1 密教理解の現位置
  • 2 釈尊の宗教と華厳
  • 3 大日経世界と空海
  • 4 タントリズム瞥見—サンヴァラの儀礼と教義
  • 5 『秘密集会タントラ』—インド密教に於ける即身成仏の思想とその儀礼
  • 6 密教から反密教へ—『ヘーヴァジュラ・タントラ』に於ける真理の問題
  • 7 空海の解釈学
  • 8 稜線上の密教

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN02087377
  • ISBN
    • 4845702754
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    334p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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