キッドナップ・ビジネス
著者
書誌事項
キッドナップ・ビジネス
新潮社, 1987.12
- タイトル別名
-
The kidnap business.
- タイトル読み
-
キッドナップ ビジネス
電子リソースにアクセスする 全1件
-
-
キッドナップ・ビジネス
1987
限定公開 -
キッドナップ・ビジネス
大学図書館所蔵 件 / 全18件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献 p349-351
内容説明・目次
内容説明
三井物産マニラ支店長誘拐事件は、誘拐プロ対救出プロの137日戦争だった。“救出プロ”とは一体なにか。1970年代以降とくに西欧や中南米で莫大な身代金めあての誘拐事件が頻発している。誘拐グループは巨額の現金奪取を目的とするその道のプロフェッショナルだ。対する救出プロは、誘拐交渉人と呼ばれる人質解放コンサルタント。誘拐交渉人は、人質の家族(企業)と共に対策を練り、家族(企業)の代理として最低額の身代金と交換の人質を無事救出する交渉戦術を展開する。本書は、マニラ事件にも関与したといわれる誘拐交渉人としての著者の体験や戦術、アメリカ、ドイツなどの有名な誘拐事件の検証からなる異色ドキュメントである。
目次
- 若王子事件に学ぶ—日本の読者へ
- 序章 誘拐交渉人への道
- 第1章 フロリダ・ギャング
- 第2章 瓶詰めの血
- 第3章 ジャングル戦争の虜囚
- 第4章 “緑のカナリヤ”事件
- 第5章 リンドバーグ事件の遺産(アメリカ)
- 第6章 暴力の血統(西ドイツ)
- 第7章 誘拐はビジネスだ(スペイン)
- 第8章 史上最大の人質解放作戦(オランダ)
- 第9章 人命か国益か(イギリス)
- 終章 誘拐事件の抑止力とは
「BOOKデータベース」 より