空間の世紀
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書誌事項
空間の世紀
(京都大學人文科學研究所研究報告)
筑摩書房, 1988.3
- タイトル読み
-
クウカン ノ セイキ
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内容説明・目次
内容説明
大航海時代とアメリカへの大量移住の時代を経て、18世紀は、個々の人びとがオリエントをはじめ地球規模で旅行をはじめる、旅の時代の幕開けである。その空間の拡大体験は、人びとの自然観・社会観・人間観をどのように変えたか?
目次
- 序論—なぜ空間の世紀か
- 空間の政治経済学(阪上孝)
- 18世紀フランスの「国制」像—モープー期を中心として(石井三記)
- 18世紀後半における空間の消滅(芝井敬司)
- ヴォルネーのオリエント観—18世紀ヨーロッパにおける外部世界認識の一事例(服部春彦)
- アメリカ—拡大する空間(小林清一)
- 18世紀科学における空間意識(坂本賢三)
- ディドロあるいは原子の飛躍(市田良彦)
- 地球と人類の発見—ビュフォンの『自然誌』(西川祐子)
- 廃墟の18世紀—あるいは甘美な憂鬱の夢について(富永茂樹)
- 庭のなかの風景(小西嘉幸)
- 空間の爆発—ヴィジオネールたちの建築(浅田彰)
「BOOKデータベース」 より