日本ファシズムと労働運動

書誌事項

日本ファシズムと労働運動

三輪泰史著

(歴史科学叢書)

校倉書房, 1988.2

タイトル読み

ニホン ファシズム ト ロウドウ ウンドウ

内容説明・目次

目次

  • 序章 30年代史の方法—統合と抵抗(民間のファシズム—擬似革新;日本ファシズムにおける「革新」性;比較ファシズム—「上から」か「同盟」か;ファッショ化過程の特質;反ファッショの可能性と人民戦線;戦時下の運動—抵抗論と転向論)
  • 第1章 擬似革新としての日本主義労働運動(日本主義労働運動の展開;豊川鉄道争議と愛国従業員組合;日本海員組合の分裂と川崎汽船争議)
  • 第2章 日本ファシズム形成期における新官僚と警察(国家の危機的状況に対応しうる警察をめざして;積極的警察活動と階級対立の統合;警察のファッショ化と政党・世論)
  • 第3章 産業報国会と戦時下の労働者運動(産業報国会の萠芽から成立まで;大阪市電気局の報国会と労働者運動;戦時下労働者運動の諸相と戦後の再出発)
  • 終章 戦間期日本の労働運動と統合政策(第一次大戦後における労働運動の本格化;支配体制の再編と労働運動の分裂;大恐慌・満州事変と労働運動の後退;戦時体制下における労働者運動)

「BOOKデータベース」 より

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