日本音楽教育文化史
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書誌事項
日本音楽教育文化史
音楽之友社, 1988.4
- タイトル読み
-
ニホン オンガク キョウイク ブンカシ
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内容説明・目次
内容説明
これまでに刊行されたいくつかの日本音楽教育史を扱った著作の大部分は、ほとんど明治時代以後の学校音楽教育のみを記述したものです。教育と言えば、一般社会ではすぐ学校教育のことを連想されるが、本書では、生涯教育の観点から、原始時代にまで遡り、日本民族が生み出した各種音楽の起源と、その伝承、教育、発展の歴史を広く学際的、文化史的立場から系統づけようと試みたもので、音楽教育に携わる多くの方々の必読の書です。
目次
- 第1章 原始時代
- 第2章 飛鳥・奈良時代(『記紀』・『風土記』の音楽の虚像と実像;雅楽寮と音楽教育;仏教音楽)
- 第3章 平安時代(楽制改革;伝統古楽舞;貴族社会の声楽)
- 第4章 鎌倉・室町時代(平曲;田楽と田楽能;散楽、猿楽、能楽;中世の音楽教育)
- 第5章 安土・桃山、江戸時代(キリシタンの音楽;浄瑠璃;歌舞伎;長唄)
- 第6章 明治、大正、昭和初期(近代的学校制度の成立;国歌《君が代》の生い立ち;幼稚園の音楽教育;小学校の音楽教育;障害児の音楽教育;専門教育と音楽学校;洋楽の輸入と発展)
- 第7章 昭和初期(戦後の教育改革;教員養成大学の音楽教育;音楽の専門教育;社会における音楽教育;音楽界の現況;音楽学と学会)
「BOOKデータベース」 より