小栗上野介の生涯 : 「兵庫商社」を創った最後の幕臣
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小栗上野介の生涯 : 「兵庫商社」を創った最後の幕臣
講談社, 1987.9
- タイトル読み
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オグリ コウズケノスケ ノ ショウガイ : ヒョウゴ ショウシャ オ ツクッタ サイゴ ノ バクシン
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注記
小栗上野介の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
坂本龍馬、勝海舟と並び称された男の報われない悲劇。国のために生命を賭し、日本ではじめての株式会社「兵庫商社」を興した幕末の経済人小栗上野介を描く。
目次
- プロローグ 幻の楽譜
- 誕生—「異国船無二念打払令」とともに
- 生まれた家—家系、そして神田界隈
- 少年時代—塾生活と剣術修行
- 就職
- 結婚—小栗自身がつけた家計簿
- 黒船と幕末戦争—小栗の先輩官僚の群像と論争
- 訪米—ライバル勝海舟
- オグロ・ブンゴ—アメリカの新聞に載った日本人評
- 帰国
- 露艦侵犯—ロシア水兵、対馬に不法上陸
- 挫折—生命をかけた対露談判の失敗
- 無役の日々—対長州関係の転換
- 洋式造船事始
- 土蔵つき売家—日本の未来を考えた小栗の先見性
- 横須賀製鉄所—アジアにおける近代的工業の夜明け
- 近代的マネジメントの導入
- 第二次征長と日仏組合商法
- 紙弊発行と三野村利左衛門
- 兵庫商社—日本最初の株式会社
- 江戸開城
- 最後の幕臣—烏川河原での非道の斬首
- 兵庫商社・その後—三井銀行、三井物産の源流
「BOOKデータベース」 より