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働きすぎ社会の人間学 : その意識変動と生活変革

佐々木一郎, 野原光, 元島邦夫著

(現代社会を考えるシリーズ, 13)

労働旬報社, 1988.3

タイトル読み

ハタラキスギ シャカイ ノ ニンゲンガク : ソノ イシキ ヘンドウ ト セイカツ ヘンカク

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内容説明・目次

内容説明

「円高・産業の空洞化」の波に大きく揺れているいま、海外からの“働きすぎ批判”は止むことがない。私たちの「働くこと」の意味が問われてきているもとで、大企業に働く人たちの「面接調査」から浮かび上がるその実像とねがい、人間らしい労働と次代をきりひらく新人間類型、地域社会を舞台とする生活変革の課題を明らかにする。

目次

  • 第1章 「民活社会」の生活・労働フィロソフィー—現代労働者の生活変革(「産業空洞化」と労働者の生活様式;「働くこと」の意味と労働者タイプ;生活変革と「自立」への道;生活変革と労働運動の新展開)
  • 第2章 現代大工業のにない手たち—日々の労働からみた労働者の実像(ライン労働者の実像—自動車産業の組立ライン労働者;準ライン労働者の実像;非ライン労働者の実像)
  • 第3章 次代をきりひらく新人間類型と大企業労働者—働く多数の生き方欲求を基軸に(大企業社会にみられる四つのタイプ;トータルな生き方欲求からみた生活社会像)
  • 第4章 総合まちづくり・新労働者運動のすすめ—本格的な飛躍をめざして(住宅再開発型総合まちづくりの提案;新労働者運動=勤労生活者運動への提案)

「BOOKデータベース」 より

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