1960年5月1日 : その日軍縮への道は閉ざされた

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1960年5月1日 : その日軍縮への道は閉ざされた

マイケル・R.ベシュロス著 ; 篠原成子訳

朝日新聞社, 1987.12

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1960ネン 5ガツ 1ニチ : ソノ ヒ グンシュク エノ ミチ ワ トザサレタ

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Description and Table of Contents

Description

INF交渉をはじめ米ソ核軍縮の機運がようやく高まっている。しかし27年前にもチャンスは十分にあったのである。1959年のフルシチョフ訪米で「キャンプデービッド精神」が謳歌され、米ソの両指導者は真剣に軍縮に取り組もうとしていた。そこに突然の暗雲。二週間後にパリの米英ソ仏四カ国による頂上会談をひかえた1960年5月1日、米国の偵察機がソ連上空で撃墜された。頂上会談は崩壊し、冷戦への道を逆戻りすることになった。世界はかくも長い遠回りを強いられるのである。U2機撃墜事件の全貌。

Table of Contents

  • 1 「撃られた」
  • 2 アイゼンハワーのジレンマ
  • 3 作業は開始された
  • 4 秘密作戦を練る
  • 5 これほどの決断は初めてだった
  • 6 「一枚の草の葉まで見える」
  • 7 フルシチョフの最後通告
  • 8 キャンプデービッド
  • 9 「大いなる雪解け」
  • 10 「私は辞任したい」
  • 11 パリの崩壊
  • 12 冷たい戦争
  • 13 最終的なつけの支払い
  • 14 デタントを潰したのは誰か?

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