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霊感商法 : 追及ルポ

朝日ジャーナル編

(朝日ブックレット, 86)

朝日新聞社, 1987.7

タイトル読み

レイカン ショウホウ : ツイキュウ ルポ

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内容説明・目次

内容説明

『朝日ジャーナル』は1986年12月5日号に霊感商法批判を書いて以来、この商法で資金稼ぎをしている世界基督教統一神霊協会(統一教会)の信者らの行為を一貫して批判してきました。その理由は被害の実態があまりにひどいからです。霊感商法キャンペーンに多くの新聞やテレビ局が参加するにつれて、被害届は驚くほどふえました。朝日新聞社が87年6月再度集計したところ、1984年4月以降の被害は、全都道府県で1万3千件、180億円にのぼっています。このキャンペーンに対し、国際勝共連合や『世界日報』紙は、「共産党の陰謀」という反論を展開しました。このことは社会正義をつねづね唱えている彼らが、霊感商法とのつながりを告白したものといえるでしょう。

目次

  • 内部証言・内側への接近(アメリカに派遣され殺害された娘の日記;呪術を演出する巫女たちと霊感商法の内側;京都プリンスホテル買収の周辺)
  • 韓国を歩く(錬金術の“源流”に際立つ日韓の違い;霊感商法の主謀者の顔が見えてきた;韓国統一教会幹部らとインタビュー;財閥王国「統一教」の資金源の内情)
  • 統一教会への公開質問状
  • 苦情相談と被害一覧(動きだした包囲の輪、各地で集団訴訟;中年主婦がねらわれる;本社調査被害一覧)

「BOOKデータベース」 より

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