日本芸能行方不明 : 近世芸能の落日
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日本芸能行方不明 : 近世芸能の落日
新しい芸能研究室, 1987.10
- タイトル読み
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ニホン ゲイノウ ユクエ フメイ : キンセイ ゲイノウ ノ ラクジツ
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内容説明・目次
内容説明
幕末から明治期にかけて、流失し変貌し、いま、行方不明になりつつある日本の芸能や文芸。その消滅ぶりは何を意味するのか。著者の歯ぎしりは、日本人の歯ぎしり。
目次
- 1章 関東における〈語り物〉の系脈(福住順賀—江戸平曲の終焉;明治期における説経浄瑠璃の動向—若松派を中心として)
- 2章 輝やかしき江戸歌舞伎の残像(坂東喜知六—江戸歌舞伎最後の半道方;見高神社の歌舞伎引幕について)
- 3章 戯作者の求めた“粋”の末路(竹塚東子の環境—酒落本『田舎談義』出板以後;人情本作者鼻山人の終焉—晩年の作風と生活について)
- 4章 話芸がこころみた「近代」の造型(話芸「お富与三郎」—近世話芸の人間謳歌;三遊亭円朝—文明開化と話芸の展開)
「BOOKデータベース」 より