債権国日本のゆくえ
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書誌事項
債権国日本のゆくえ
中央経済社, 1988.4
- タイトル読み
-
サイケンコク ニホン ノ ユクエ
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内容説明・目次
内容説明
日本経済は21世紀に向かって、世界経済に占める地位が飛躍的に高まる。それとともに、その地位にふさわしい役割を果たすことが期待されている。具体的には、世界経済の安定成長への寄与、海外投資の増加、自由貿易の維持、円の国際的役割の増大など広範囲にわたっている。ここでは、かつての債権国であるイギリスとアメリカの両経済の勃興と衰退の軌跡をマクロ経済、産業構造、国際通貨、直接投資、金融機関の活動などの面から浮き彫りにしながら、日本経済の将来を展望した。
目次
- 第1章 債権国日本のゆくえ(リーダー国の没落;基軸通貨国の動揺;英・米・日の経済力比較)
- 第2章 国際通貨体制の変貌(金本位制;ドル帝国の盛衰;国際協調による通貨安定)
- 第3章 国際金融市場の発展(ロンドン金融市場;ニューヨーク金融市場;日本の短期金融市場;日本の金融市場拡大のための提言)
- 第4章 銀行の国際化(シティの発展と金融機関;金融の発展と産業;金融機関の国際化)
- 第5章 覇権の揺らぎと産業空洞化(イギリス経済の停滞;アメリカの産業空洞化;パックス・ニポニカ?)
- 第6章 直接投資と国際競争力(成熟債権国化と国際競争力;イギリスの海外投資;アメリカの直接投資;日本への教訓)
- 第7章 ワールド・マネー・パラダイムと日本の進路(世界経済のグローバル化;先進国の空洞化;世界経済の課題—資金供給チャネルの確立;政策協調の役割;日本の政策スタンス)
「BOOKデータベース」 より