三溪原富太郎
著者
書誌事項
三溪原富太郎
新潮社, 1988.3
- タイトル別名
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原富太郎 : 三渓
- タイトル読み
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サンケイ ハラ トミタロウ
大学図書館所蔵 件 / 全53件
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内容説明・目次
内容説明
戦前の貿易ニッポンを代表する生糸商人。“東の桂離宮”横浜本牧三渓園を自ら構想造営した芸術の人。横山大観、下村観山、小林古径、前田青邨など近代日本画壇に輝く巨匠たちを支えた大パトロン。その絢爛多彩な顔は、いかにして形づくられたか。恐慌、震災など幾たびか襲いかかる危機を乗りこえ、ひたすら国益と地域のために生きた澄明清冽な生涯。
目次
- 第１章 非常の人（横浜本牧三渓園；七十四銀行再建；芸術家の大パトロン）
- 第２章 救難の家（土豪の裔；東京遊学「浮躁ノ狂態」；入婿ロマンス）
- 第３章 名品競ひ（老舗亀善の大改革；富岡製糸場の買収；孔雀明王対十一面観音）
- 第４章 大茶湯ごよみ（大蒐集家Ｃ．フリーアの来日；第一次帝国蚕糸会社；御殿山大茶会）
- 第５章 インドからの客（タゴールの泣き笑ひ；三渓流茶会省略作法；「東の桂離宮」）
- 第６章 今ひとたびの（幽谷庭園案内；美妓お福の涙；生糸業界リーダー）
- 第７章 扉絵流変（幻の「三渓帖」；４円の扉絵が１万円に；痛烈、小堀遠州批判）
- 第８章 殉難（三渓園大師会の絢爛；震災に立つ；横浜のために）
- 第９章 まことの芸術家（全６冊『三渓画集』；「信徒」小林古径；生涯痛恨の教訓）
- 第１０章 天の声（鈍翁と耳庵；嗣子急逝；横浜市議会感謝決議文）
「BOOKデータベース」 より