「日本らしさ」の再発見
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「日本らしさ」の再発見
(講談社学術文庫, [828])
講談社, 1988.5
- タイトル別名
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日本らしさの再発見
- タイトル読み
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ニホン ラシサ ノ サイハッケン
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内容説明・目次
内容説明
「日本らしさ」とはなにか。「恥」「甘え」「タテ社会」「自我不確実感」などのキー概念を用いたこれまでの日本人論は、欧米人とは正反対の、主体性がなく、集団に埋没し、上下の関係にうるさく、それでいてまわりの人の評判を気にしすぎる、という行動特性を挙げるにとどまった。本書は、日本人自らの立場から考え出された「間人」という概念によって、従来の「個人」中心の人間モデルによる分析の不備をつき、新しい主体的日本人像を描く。
目次
- 1 日本人の行動パターン—状況中心の行動
- 2 東洋と西洋の人間観—「間人」と「個人」
- 3 日本人にとっての間柄—〈縁〉と「甘え」の社会心理
- 4 日本型組織の構造と機能—原組織イエモト
- 5 「日本らしさ」とは何か—アウトサイド・インの原理
- 〔補論〕間柄の中の〈にんげん〉—個体環元主義からの脱却をめざして
「BOOKデータベース」 より