この道を往く : 漂泊の教師赤羽王郎
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この道を往く : 漂泊の教師赤羽王郎
講談社, 1988.4
- タイトル読み
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コノ ミチ オ ユク : ヒョウハク ノ キョウシ アカバネ オウロウ
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注記
赤羽王郎年譜: p255-262
内容説明・目次
内容説明
“信州白樺派”の教育者中の異才、赤羽王郎はその生涯そのものが、その理想を現わす型の実行の人である。同派の研究者としてつとに名がある著者は、その漂泊の跡を丹念に訪ねて、この伝記を完成した。
目次
- 1 漂泊の門出(赤羽家の人々;もう一つの流浪)
- 2 青春の彷徨(美心の顫動;「生れざりしならば」)
- 3 川中島平中津村(振り出しの学校;王郎の同和教育)
- 4 八ヶ岳麓と桔梗ヶ原(武者小路実篤との出会い;新旧教育思想の対立)
- 5 天領和田の里(キリスト者手塚縫蔵;白樺運動とキリスト教;キリスト教への接触)
- 6 戸倉事件の系譜(学校と村民の反目;事件日録;倭事件—その他)
- 7 教壇を追われて(リーチの窯;教師と子どもの雑誌「地上」;スペイン風邪;離婚・棄教・新しき学校)
- 8 両班の子弟(パジ・チョゴリの赤先生;朝鮮脱出)
- 9 薩南巡島誌(大きな提灯;巡島教育)
- 10 共同学習の確立(甑島の学校;甑島日記;片丘小学校)
- 11 奄美大島と白塔社(奄美の学校;妻女千代乃;「こども新聞」の発刊;松本白塔社)
- 12 北京行(大陸にかける夢;新民印書館付属養工学校;別離の光景)
- 13 陸中北上川(花巻厚生病院付属看護婦学校;敗戦前後)
- 14 終の住み家(三たび鹿児島の地へ、そして都下日野町へ;生活保護を受けるまで;臨終記抄)
「BOOKデータベース」 より