エチエンヌ・マルセルのパリ革命
著者
書誌事項
エチエンヌ・マルセルのパリ革命
(ドキュメンタリー・フランス史)
白水社, 1988.6
- タイトル別名
-
Le meurtre d'Etienne Marcel
エチエンヌマルセルのパリ革命
- タイトル読み
-
エチエンヌ・マルセル ノ パリ カクメイ
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注記
原著 (Paris : Gallimard, 1960) の翻訳
「エチエンヌ・マルセルのパリ革命」略年表: 巻末pi-ii
内容説明・目次
内容説明
本書は、1358年7月31日の事件を中心に据え、中世末期フランス史の大筋をふまえながら、ペストの大流行によって壊滅状態におちいった西ヨーロッパ社会の様相を背景として百年戦争前半期の政治・経済・法制上の危機が克明に解説されている。このドラマの主役は、王太子シャルルが代表する「封建王政」とパリ商人会頭エチエンヌ・マルセルを筆頭とする新興市民階層であり、初期絶対主義の萌芽と、早熟な議会制民主主義の誕生とを予感させる緊迫した政治・社会状況が展開されている。
目次
- 1 黒死病大流行から王位継承争いまで
- 2 第三身分の台頭
- 3 三部会の建言
- 4 パリ商人会頭の反撃
- 5 湧き立つパリ 下り坂の三部会
- 6 ナヴァール派と市民の提携
- 7 パリの革命
- 8 摂政派の三部会
- 9 「ジャックたち」の2週間
- 10 パリ攻防戦
- 11 エチエンヌ・マルセルの暗殺
- 12 和解
- エピローグ
「BOOKデータベース」 より