ドキュメント東芝の悲劇 : 次に狙われるのはどこか
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ドキュメント東芝の悲劇 : 次に狙われるのはどこか
ダイヤモンド社, 1987.12
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東芝の悲劇
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ドキュメント トウシバ ノ ヒゲキ : ツギ ニ ネラワレル ノワ ドコカ
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Description and Table of Contents
Description
東芝機械のココム輸出規制違反の摘発に端を発した東芝制裁事件は、これまでに類例を見ない摩擦である。実質上、相手が米国政府であり、理由が米国の安全保障を害する対ソ禁輸措置を破る犯罪とされた上に、当事者ではなく、親会社が事件の首謀者に仕立てられた。事件は結着を見ていない。米国議会の制裁法案が成立するか否かにかかっている。日米間の貿易、ハイテク競争力、世界的影響力、政府、企業の戦略の相違から見てこの東芝事件はたんなる「東芝叩き」で終わらないだろう。IBM産業スパイ事件、半導体協定とダンピングに対する報復関税、富士通のフェアチャイルド買収中止と見てくると、その深層では潮流が大きく変わってきた。1987年最大の事件、ココム違反事件の全貌。日本叩きの深層に迫るドキュメント意欲作。
Table of Contents
- 1 なぜ、ココム違反か
- 2 アメリカの怒り
- 3 虎の尾を踏んだ東芝
- 4 通産省は、何をやったか
- 5 東芝はスケープゴートだ
- 6 次に狙われるのはどこか
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