玄界灘に架けた歴史 : 日朝関係の光と影

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玄界灘に架けた歴史 : 日朝関係の光と影

姜在彦著

大阪書籍, 1988.5

タイトル読み

ゲンカイナダ ニ カケタ レキシ : ニッチョウ カンケイ ノ ヒカリ ト カゲ

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内容説明・目次

内容説明

日本と朝鮮の間には、倭冠の跳梁、秀吉の侵略、近代の植民地支配という、不幸な摩擦と葛藤の時代もあったが、古代はもちろん中・近世における交隣関係など、その数十倍にわたる長い友好と交流の歴史がある。隣国同士であるが故に生じた明暗の関係史の中で、今後、何を継承して発展させ、何を止揚して克服すべきか。日本史や朝鮮史の一般的叙述では欠落しがちな史実や人物を通して、両国間の絆の深さを考える。

目次

  • 第1部 前近代(鬼室神社探訪記—古代日本と朝鮮の一断面;円仁の入唐求法と新羅坊;壬辰・丁酉倭乱;江戸儒学と姜〓;紀州藩の儒者・李梅渓;日本キリシタン史上の朝鮮人殉教者たち;善隣の使節—朝鮮通信使;雨森芳州の交隣外交)
  • 第2部 近代(開港前後の朝鮮の思想—日本との対比からみた素描;朝鮮からみた日本の征韓外交;崔益鉉—その思想と生涯;甲申政変百年;安重根—その生と死;韓国併合と一進会;「寺内総督暗殺未遂事件」の真相;東京朝鮮人留学生の二.八独立宣言;キリスト教が結ぶ—日本と朝鮮と架橋・二題;朝鮮民族運動史の視点)
  • 第3部 現代(在日朝鮮人問題とは何か;やはり「近くて遠い国」か)

「BOOKデータベース」 より

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