未完のブルジョワジー : 帝政ロシア社会におけるモスクワ商人の軌跡, 1855-1905年
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書誌事項
未完のブルジョワジー : 帝政ロシア社会におけるモスクワ商人の軌跡, 1855-1905年
文眞堂, 1988.6
- タイトル別名
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Capitalism and politics in Russia : a social history of the Moscow merchants 1855-1905
- タイトル読み
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ミカン ノ ブルジョワジー : テイセイ ロシア シャカイ ニオケル モスクワ ショウニン ノ キセキ 1855 1905ネン
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注記
精選文献目録: p319-327
原書の出版年: 1981年
内容説明・目次
内容説明
帝政ロシア社会の指導的商工業者であるモスクワ商人に焦点を当てて、帝政ロシア社会における工業化が、「ロシア的なるもの」と「西欧的なるもの」との緊張関係のなかでの影響にもかかわらず、前者が強力に残存することによって達成されてきたことを開示し、そこにソヴィエト・ロシアの近代化・工業化の特異性、すなわち「非西欧的なるもの」を見出すのである。
目次
- 第1章 1855年以前のモスクワ商人
- 第2章 商人思想の形成、1855〜1860年
- 第3章 経済的挑戦と国家との融和、1855〜1877年
- 第4章 反動思想の政治的影響、1860〜1890年
- 第5章 工業の成長と労働運動の挑戦、1880〜1900年
- 第6章 ブルジョワ意識の形成に向けて—文化と政治—1880〜1904年
- 第7章 ブルジョワ革命の挫折、1905年
- 第8章 反動的民族主義の宿命的な遺産
「BOOKデータベース」 より