太宰治小説選
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太宰治小説選
岩波書店, 1988.6
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ダザイ オサム ショウセツセン
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太宰治小説選
1988
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太宰治小説選
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内容:魚服記 ロマネスク 雀こ 灯篭 葉桜と魔笛 富岳百景 皮膚と心 走れメロス 畜犬談 東京八景 きりぎりす 待つ 雪の夜の話 お伽草子 ヴィヨンの妻 家庭の幸福 桜桃
Description and Table of Contents
Description
処女作品集の書名が『晩年』であり、四十歳にして自ら命を絶った年の作品が『人間失格』である。太宰は『東京八景』の中で自分の姿を「遊民の虚無」と位置づけている。まさに「天涯淪落の人」と呼ぶにふさわしい。しかしその底にある人間信頼への憧憬とリリシズムは、彼の作品を“青春の文学”として不滅のものとしている。本書には、『ロマネスク』『富岳百景』『走れメロス』など文芸カセット「太宰治作品集」に収めた全作品を収録した。
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