親鸞 : 歎異抄の人生論
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親鸞 : 歎異抄の人生論
法蔵館, 1987.12
- タイトル読み
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シンラン : タンニショウ ノ ジンセイロン
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内容説明・目次
内容説明
現代に親鸞を語る以上、少なくとも二つのことを説き明かすことが不可欠であろう。その一つは親鸞によって宗教の最極点を明示すること。いま一つは高度の科学をもつ現代と宗教の関係を明示すること。親鸞思想の究極を見据え、親鸞を現代に生かす道を問う真摯な力作。
目次
- 1 「たとい大千世界に」
- 2 仏と人間との関係—虫のいいはなし
- 3 信心について—「不思議」とは何か
- 4 罰せられた人々—冷酷な親鸞
- 5 悩みはどうして起るか—動揺限りなし
- 6 解決の道は二つある—虚栄が最大の敵
- 7 善人・悪人の問題—パリサイの徒
- 8 法然と親鸞のちがいめ—凡夫の立場
- 9 人間への絶望—危機的な一章
- 10 幸福における私と他と—仏様しょうばいはつらい
- 11 最低にして最強—御同行・御同朋の路線
- 12 無責任の大道—地獄を覚悟した人
- 13 道徳の突破と回復—慢心の根強さ
- 14 煩悩征服の問題—狂気と正気
- 15 煩悩の正体—客観世界と私
- 16 「自然法爾」のこと—親鸞のかなめどころ
- 17 あやまった自然法爾観—科学的人生観のこと
- 18 無限精進—不思議のない人生観
- 19 「そらごとたわごと」について—「公害」と「核の冬」の時代
- 20 煩悩は不変不滅ではないこと—真実道と邪道と
「BOOKデータベース」 より