骨のフォークロア
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骨のフォークロア
(シリーズ・にっぽん草子)
弘文堂, 1988.2
- タイトル読み
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ホネ ノ フォークロア
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内容説明・目次
内容説明
朝は紅顔、夕べに白骨—生きる者は必ず死ぬ。しかし骨を残す。民俗と宗教の複眼的視点から、散骨、髑髏、骸骨、ミイラ、舎利、骨仏などをとりあげ、骨に対する日本人の、さらに世界各国の人々の遺骸観、霊魂観、他界観を明らかにする。
目次
- 第1章 散骨のフォークロア(裕次郎の死と遺骨の行方;散骨を阻む法律の網;欧米の葬法—墓制としての散骨;ヒンドゥー教徒の散骨;日本における散骨の歴史)
- 第2章 髑髏のフォークロア(髑髏のもつ呪術・宗教性;髑髏と髑髏盃;高貴薬・髑髏の水と黒焼き粉末)
- 第3章 骸骨のフォークロア(歌舞伎の骨寄せ;カタコンベと骸骨寺;九相詞絵巻の流行と白骨の文)
- 第4章 保存・崇拝のフォークロア(死後再生の思想・ミイラ葬;現代のミイラ作り・エンバーミング;藤原四代のミイラと湯殿山系即身仏)
- 第5章 舎利のフォークロア
- 第6章 骨仏のフォークロア(骨仏の源流;骨仏の寺・一心寺;遺骨崇拝の行方)
「BOOKデータベース」 より