絹の東伝 : 衣料の源流と変遷

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絹の東伝 : 衣料の源流と変遷

布目順郎著

小学館, 1988.5

タイトル読み

キヌ ノ トウデン : イリョウ ノ ゲンリュウ ト ヘンセン

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注記

参考文献: 各編末

内容説明・目次

内容説明

一片の布、一本の糸から古代が見える。中国・日本の古代遺跡から出土した絹の断片をもとに、絹の伝わってきた時代やカイコのたどってきた道を推理する…。古代より人々を魅了しつづけてきた絹にまつわる秘密のさまざまをさぐる絹の文化史。

目次

  • 序 一片の布がもたらす古代からの情報
  • 1 衣料の源流と変遷(古代の繊維素材—衣料の源流;絹繊維と平絹—とくにその織りの密度の変遷)
  • 2 絹と古代文化—蚕・絹をめぐる雑考(カイコが来た道—日本養蚕の起源について考える;弥生絹と漢絹—対照的な織り密度;「邪馬台国の錦」の試作からの連想;絹を出した遺跡の分布から邪馬台国の所在等を探る;古代日本海沿岸の絹文化—日本海シルクロードの想定;高松塚古墳壁画の女性の衣服;染織家からみた現代の生糸と絹;絹糸からみた日本の織物;クワコから蚕へ;蚕糸関係甲骨文字;蚕の模造品と蚕紋;中国の養蚕今昔—中国蚕業視察記;「シルク」の語源についての新説;うすものについて;識者の衣料観—絹を中心として ほか)
  • 3 その他〔紡具〕など(銅鐸面の「工字形器具をもつ人物像」についての諸説;弥生後期にも物指が使われた;紡錘車と類似有孔器について;管玉・勾玉にみる性差;栲縄)

「BOOKデータベース」 より

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