日本近代への遡行
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書誌事項
日本近代への遡行
(野間宏作品集 / 野間宏著, 12)
岩波書店, 1988.7
- タイトル読み
-
ニホン キンダイ エノ ソコウ
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注記
内容: 近代の源流, 近代文学の可能性1-2, 戦後文学における〈民族〉, 感覚と欲望と物について
解説: 猪野謙二
内容説明・目次
内容説明
大転換期に人間の美と醜を照らし出した南北、西欧印象派に強い影響を与えた北斎・歌麿・広重。文化・文政期を起点に、江戸後期はすでに豊かな近代を成熟させていた。その光芒のなかで二葉亭・鏡花・漱石・藤村等、明治以後の作家はいまどう立ち現われくるか。日本近代の深部を剔抉し、新たな文学創造の可能性を探る!
目次
- 1 近代の源流(江戸近代説の根拠;『日本霊異記』の世界;説経節『愛護若』をめぐって;『里見八犬伝』を透して—川村二郎『里見八犬伝』;新しい伊右衛門像;現代に対応する鶴屋南北の作品;西鶴と近代小説)
- 2 近代文学の可能性(1)(二葉亭四迷の散文の創造;『浮雲』問題;二葉亭四迷の想像力;二葉亭四迷の「私と社会」;日本文学における粋の問題;日本近代文学と仏教;『高野聖』;『曼珠沙華』について;『草枕』と『三四郎』;夏目漱石の『明暗』;夏目漱石『明暗』ノート)
- 3 近代文学の可能性(2)(『破戒』について;島崎藤村の『春』;島崎藤村の『夜明け前』;田山花袋のこと;『自然主義文学盛衰史』に触れて;啄木について考えはじめたのは;谷崎潤一郎の文学と私;有島武郎;新感覚派文学の言葉;「プロレタリア文学」覚書;小林多喜二の文章;『火山灰地』創造をめぐる状況;片隅での肉体の解放—永井荷風氏の近作について)
- 4 戦後文学における〈民族〉(国民文学について;科学と文学)
- 5 感覚と欲望と物について(感覚と欲望と物について;芸術大衆化について;新しい情況と新しい問題)
「BOOKデータベース」 より