歴史紀行 安芸吉川氏
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書誌事項
歴史紀行 安芸吉川氏
新人物往来社, 1988.6
- タイトル読み
-
レキシ キコウ アキ キッカワ シ
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内容説明・目次
内容説明
中国の覇者・毛利氏の「3本の矢」とは、毛利・吉川・小早川の同族体制を意味するが、もともと吉川氏は駿河に発し、芸北(広島県北部)大朝町を本拠とする豪族であった。地元・中国新聞社が丹念細密に実地踏査した吉川氏史跡(国史跡)の現況を歴史紀行風に紹介しつつ、この戦国の雄の足跡をたどり、芸北の中世に光をあてる。
目次
- 発祥と駿河丸時代(川岸の館—清水市に構える;移動540キロ—本拠を大朝本荘に;新荘への進出—経兼が地頭職得る)
- 小倉山時代・前期(金山城救援—落城の危機を救う;「北」との交戦—千代田めぐり摩擦;野ジカの歌—文武に優れた経基)
- 小倉山時代・後期(強豪のはざま—元就が毛利家を継ぐ;郡山合戦)
- 小倉山時代・晩期(出雲遠征;余谷ろう城—内紛で家臣が決起;幽閉の地—本拠から離れ隠居)
- 日山時代(元春入城—3代41年間の本拠;槌山落城—吉川軍が先陣切る;月山包囲戦—奮闘した山中鹿介;元就弔い合戦—尼子氏の残党一掃;上月の役—秀吉軍と初の交戦;鳥取の役—経家、決死の入城;高松の役—宗治が切腹し講和;元春陣没—57歳小倉城で病死;関ケ原合戦—広家、家康に密書;岩国移封—300年の基礎を築く ほか)
「BOOKデータベース」 より