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反戦大将井上成美

生出寿著

(徳間文庫)

徳間書店, 1987.8

Title Transcription

ハンセン タイショウ イノウエ シゲヨシ

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Note

参考文献:p341〜342

Description and Table of Contents

Description

開戦以来一貫して日米戦の非を唱えてきた井上成美中将は、昭和19年8月海軍次官に就任した。井上は直ちに海軍大臣米内光政と共に終戦工作に乗り出す。米内・井上にとって終戦とは降伏を意味し、そしてそれは国土壊滅という未曾有の危機を救う難事業であった。海軍の中で、“非戦派”というよりもむしろ“反戦”の立場を貫き、終戦工作の立役者として活躍した最後の海軍大将の生涯。

Table of Contents

  • 苦難の一生と井上家の人びと
  • 安心して死なせてくれ
  • 1等大将加藤友三郎の対米不戦論
  • 海軍分裂が不幸のはじまり
  • 職を賭して伏見宮とたたかう
  • 日独伊三国同盟つぶしの急先鋒
  • ドイツ軍はかならず敗けるよ
  • 海軍をまやかした松岡外相の痴人の夢
  • 反戦井上の一生の不覚
  • バカヤロー、何が「奇襲ニ成功セリ」だ
  • 理にかなっていた珊瑚海海戦
  • 井上校長の教育改革
  • 日本初の終戦工作に踏み切る
  • 天皇制より民族保存が第一

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Details
  • NCID
    BN02451866
  • ISBN
    • 4195983452
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    349p
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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