総評の末路と階級的ナショナルセンター
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総評の末路と階級的ナショナルセンター
新日本出版社, 1987.12
- タイトル読み
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ソウヒョウ ノ マツロ ト カイキュウテキ ナショナル センター
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内容説明・目次
内容説明
1987年11月20日に全民労連が結成された。全民労連が支配者の利益をまもる立場か、国民の利益をまもる立場か、それは結成レセプションに、多くの財界、政府代表が招待され参加していることをみれば明白である。全民労連の幹部たちは、かつてはアメリカのメーデーに大統領が参加していることを批判していたこともあった。いまは、天皇陛下万歳まで叫ぶ。一方、統一労組懇は中央をはじめ全国各地で決起集会を開き、右翼再編に反対し、労働者と国民の利益をまもる階級的ナショナルセンター確立についての盛り上がる大きな決意を示した。国労などを中心としたあらたな左派結集もすすみはじめている。日本の労働組合運動は、まさに激動の時期に直面しているといえよう。階級的ナショナルセンターの確立、それはわが国の大衆運動の弱点を解決する歴史的な課題である。
目次
- 労働戦線の右翼再編の危険な本質と攻勢的なたたかいへの道
- 労働戦線右翼再編の新段階と階級的結集への展望
- 右翼的潮流の諸矛盾と統一労組懇運動の到達点
- 「労戦統一」をめぐる諸問題
- 階級的結集の展望と方向
- 右翼再編と平和問題
- 非核・平和の合意と労働運動
- 公共企業体労働者論の今日的意義
- 国鉄の分割・民営化めぐる現局面の特徴と闘争課題、党建設の問題
- 対談 労働戦線の現状と階級的結集の道(対談者 岩井章)
- 対談 歴史的転換点の労働戦線はいま(対談者 引間博愛)
「BOOKデータベース」 より