中世伝承文学の諸相
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書誌事項
中世伝承文学の諸相
(研究叢書, 59)
和泉書院, 1988.8
- タイトル読み
-
チュウセイ デンショウ ブンガク ノ ショソウ
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注記
初出一覧: p314-316. 索引: p318-336
内容説明・目次
目次
- 第1部 説話・物語の成立(結縁と説話伝承—往生譚の成立;世間話と昔話—昔話「和尚と小僧」の成立;世間話とはなし—「沙石集」における「近代ノ事」「慥ナル事」;鎮魂と家の伝説—御伽草子「玉藻前」謡曲「殺生石」の原話の成立;語り物と説話・物語—説経「信太妻」の一源流;説話・物語形成の基盤—御伽草子、古浄瑠璃、説経「こあつもり」謡曲「生田敦盛」の原話の成立)
- 第2部 作品の諸相(「宝物集」 作品の成立と変質—第二種七巻本の成立時期あるいは一巻本と第二種七巻本の作品の性質の相違;「平家物語」 事件とその解釈—摂関家の王法観あるいは平家の運命についての解釈原理;「源平盛衰記」 稗史の筋書き—平清盛の〓枳尼天信仰あるいは平家の運命についての解釈原理;御伽草子 表現の仕組み—絵と画中詞;御伽草子「福富長者物語」本文の成立—物語と絵と文章と;御伽草子「いそざき」テキストの変容—絵巻から絵草子へ;御伽草子 接触と了解—作品の座的享受;昔話集「めのとものがたり」「そそくり物語」昔話の文章化—冷泉門堂上派歌人の作文の会)
「BOOKデータベース」 より