金環食の影飾り
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書誌事項
金環食の影飾り
(角川文庫, 緑-376-5)
角川書店, 1986.4
- タイトル読み
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キンカンショク ノ カゲカザリ
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金環食の影飾り
1986
限定公開 -
金環食の影飾り
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内容説明・目次
内容説明
綾野姚子という無名でしかも故人により新作歌舞伎『大内御所花闇菱』が名優芳沢蘭右衛門の肝いりで上演された日、劇場内で、妹の曙子が姉と見まちがえた女性が、何者かに刺されるという奇妙な事件が起きた。曙子は男がその女性を刺す時、「生きていたんだな」とつぶやくのを聞いた。このすばらしい新作物を生んだ姉の秘密を探るうちに、曙子は京都『早蕨』の門前で四つの風鈴に出あう。物語に出て来る風鈴。山科の山中の窯で風鈴を焼く青年を尋ねる曙子を、運命の渦は妖しく待ちかまえていた。
「BOOKデータベース」 より