海峡 : この水の無明の真秀ろば

書誌事項

海峡 : この水の無明の真秀ろば

赤江瀑 [著]

(角川文庫, 緑-376-8)

角川書店, 1986.10

タイトル読み

カイキョウ : コノ ミズ ノ ムミョウ ノ マホロバ

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内容説明・目次

内容説明

花やかな風貌,精悍な体躯に恵まれたAは、俳優になった。順調に俳優生活を続け、俳優業がこれから地に着き、拓けはじめようとした矢先、Aは生地の国へ帰り、山奥の病院へ入った。Aは完全にこちら側の人間ではなくなった、「この海峡を渡らなきゃァな。渡ってむこう岸へ着かなきゃ、出世ができない。餓鬼の頃、海峡を見るたびにそう思ったものさ」と下の盆地を眺めていう。ここにも、そこにも海峡がある。青い海色の遊び着きて、うなじのうしろに野性の馬が疾駆する地ひびきを飼いながら、思いつくままに、海峡を語る幻視行。第12回泉鏡花賞受賞作品。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN0252682X
  • ISBN
    • 4041376084
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    192p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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