断罪
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断罪
(角川文庫, 緑-421-73)
角川書店, 1987.6
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ダンザイ
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断罪
1987
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断罪
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工藤康男は愛情薄い育ちだった。生まれて、すぐ祖母に預けられ、父親もわからず、母・紀美子は行方不明。祖母の死後、突然出現した母と暮らし始めたが、紀美子の男出入りは止まらなかった。昼となく夜となく、母と男との情交を見せつけられる異常な生活が続いた。紀美子は、病院を経営する大沢誠造の妾となり、大沢の子を生んだ—そして事件は起こった。2歳3カ月の子に煮湯をかけ失明させたと康男は紀美子に訴えられた。しかし、康男にはアリバイがあった。法廷であばかれる暗い青年の愛の真実。
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