ファシズムと戦争の時代 : 青年たちはどう生きたか
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ファシズムと戦争の時代 : 青年たちはどう生きたか
白石書店, 1988.6
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ファシズム ト センソウ ノ ジダイ : セイネンタチ ワ ドウ イキタカ
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注記
「部落」(部落問題研究所)に「二十世紀に生きる」の題名で54回にわたり連載
内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784786602122
内容説明
伝統的仏教寺院の住職として、歴史家として、そして部落問題研究家として生きる著者の人間的解放を求めた苦闘の記録。
目次
- 第1章 173万8000人の1人(誕生;幼年時代;目ざめ;生と死;戦後恐慌始まる;立ち上る民衆;関東大震災)
- 第2章 国家を見る眼(軍国主義教育;反共議会制の成立;思想弾圧始まる;歴史の転換期;考える若者;学問自由の発見;学問自由の探究)
- 第3章 行動への布石(ファシズム台頭;立ち上る学生・インテリ;歴史学への関心;行動への第一歩;飛躍の決意;“転向”;高校卒業)
- 第4章 たぎる不信と怒り(友の証言;京大入学;迫る脅威;「天皇機関説」攻撃;二・二六事件;『学生評論』参加;文化運動と人民戦線)
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784786602139
内容説明
ファシズムと戦争の時代に、弾圧のなかで人民戦線的文化運動の一翼を担った『学生評論』編集メンバーの著者が送る自伝的現代史。
目次
- 第5章 人民運動への道(人民戦線運動;政治運動の停滞;日中戦争迫る;蘆溝橋謎の銃撃;南京大虐殺事件)
- 第6章 弾圧と抵抗(戦時下の教育;でっちあげの「人民戦線」;でっちあげの張本人;囚われの人びと;宗教犯罪)
- 第7章 「思想」とは「転向」とは(第2次大戦勃発;未決からの手紙;「思想」犯罪;「転向上申書」;苦闘;秘密裁判;牢獄から兵営へ)
- 第8章 20世紀に生きる(矢車草;宣戦のない開戦;科学史の追究;10対1の戦争;戦時下の研究;論文集の刊行;戦時下の民衆生活;欧州戦終了;日本帝国の降伏)
「BOOKデータベース」 より