もうひとりの天使 : ノスタルジアと蒐集をめぐる四十八の省察
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もうひとりの天使 : ノスタルジアと蒐集をめぐる四十八の省察
河出書房新社, 1988.2
- タイトル読み
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モウ ヒトリ ノ テンシ : ノスタルジア ト シュウシュウ オ メグル ヨンジュウハチ ノ ショウサツ
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内容説明・目次
内容説明
ノスタルジアとは何か。起源への遡及、あるいは始源への欲望。知のフィールドを疾走する、著者が物語を始動させて止まない力の源泉を、さまざまな角度から語る、辛口の随筆集。
目次
- 1 ノスタルジア(タルコフスキーにおけるノスタルジア;蒐集行為礼讃;切手蒐集について;ドナルド・エヴァンス小論;ポストカードの秘かな愉しみ;路上観察の学;ビートルズと風景の喪失;石子順造のために)
- 2 極大極小と嘘言(ソシュールとスウィフト;外骨、スウィフト、中野好夫;エル・グレコと真贋の秋;新しい贋札)
- 3 メリエスの閾(挨及劇場物語—若き日のメリエス;魔術師のふりをした魔術師—メリエスよりウェルズへ)
- 4 疾走と省察(未完成であることの意味—高橋悠治;自己引用するコッペリア—如月小春;母性からの逃走—戸川純;ウォークマンとは何か—細川周平との論争;ハーレクイン・ロマンス;ロラン・バルトとブリア・サヴァラン;大岡昇平とルル)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より