怪奇日蝕
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怪奇日蝕
(角川文庫, 緑-509-7)
角川書店, 1986.2
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カイキ ニッショク
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怪奇日蝕
1986
Limited -
怪奇日蝕
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Contents of Works
- 懐中幻灯
- 犬が嗤う
- 血の海
- おれの人形
- 落語ワールド
- われても末に
Description and Table of Contents
Description
私の例の不思議な体験をお聞きになりたいそうですな。私の分身というか、いや正確にはもう一つの私自身が、誕生日となるとどこからともなく現われて、私の初恋の人や恋人を犯して逃げるんですよ。そう、私からモラルと理性をとっぱずした、いやらしい私自身が現われて…。だが、それは物語のほんとの序章にすぎなかった。月が突然地球のまわりを回るのをやめて、あの怖るべき皆既日蝕が!! しかも私の誕生日に…。さらに、さらにエスカレート。想像を絶する黒いユーモアの爆発。式貴士が放つスーパーSF。
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