地に伏して花咲く
著者
書誌事項
地に伏して花咲く
(角川文庫, 緑-718-1)
角川書店, 1988.1
- タイトル読み
-
チ ニ フシテ ハナ サク
大学図書館所蔵 件 / 全7件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
年譜:p225〜233
内容説明・目次
内容説明
両親の愛を一身に受け、芸妓屋という家業に悩む、病弱で繊細な少女時代。17歳で結婚ののち渡った満州で終戦、苦難の引き揚げ。「創作」への目覚めと静かな決意。離婚、上京、そして作家として多忙な日々—。宮尾文学の精神風土をつちかった、起伏にとんだ実体験を、昭和の流れに沿ってたどる自伝的エッセイに、数々の名作の背景や登場人物の素顔まで、「人と作品」の全貌がうかがえる文章を加えた。淡々とした語り口の中に、「生」に向ける強靭な意思と弱者への深いまなざしがあふれ、読む者の心を感動でうめる一書。
目次
- 第1章 時の流れの中で
- 第2章 人間として、女として
- 第3章 作家として
- 第4章 心ゆたかに生きる
「BOOKデータベース」 より