江戸の娘
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書誌事項
江戸の娘
(角川文庫, 緑630-6)
角川書店, 1987.7
- タイトル読み
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エド ノ ムスメ
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江戸の娘
1987
限定公開 -
江戸の娘
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収録内容
- 狂歌師
- 絵島の恋
- 日野富子
- 鬼盗夜ばなし
- 出島阿蘭陀屋敷
- 奏者斬り
- 江戸の娘
内容説明・目次
内容説明
花の季節、向島から橋場の渡しへ向う乗合船は花見客で混んでいた。そこへ、突然の喧嘩が起こり、小さい舟は大揺れに揺れる。いや、喧嘩を装った舟強盗。船頭に匕首を突きつけ、「くつがえったら一蓮托生、命が惜しくば、有り金残らずそこへ出せ」と舟を揺らす。大店の若い娘がおずおずと財布を渡そうと近づくや、脇差持った大男が手もなく川へ投げ込まれた。「さすが蔵前小町」人々はやし立てる中で「女のくせに見苦しい」と嘲笑する旗本の次男章二郎。蔵前小町はかっとなり、やがて二人は恋に落つ。時は幕未、時代の波が二人を飲み込む…。
「BOOKデータベース」 より