女の四季
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女の四季
(角川文庫, 緑-630-7)
角川書店, 1988.1
- タイトル読み
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オンナ ノ シキ
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収録内容
- 美女誕生
- その顔を探せ
- ハッピイ・エンド
- オレンジ色の口紅
- 美しき殺意
- 秋の日
- 異母姉妹
- 嫁して十年
- 痩梅記
内容説明・目次
内容説明
久仁子は市川浩介と知り合って結婚した。浩介は三男だし、両親は佐賀なので久仁子の母の戸美子との同居に同意していたが、戸美子は別居を主張した。戸美子は、佐賀錦の教室を都内に三つ持っていて毎日多忙らしく、バス停で三つばかりの新居へは十日に一度訪ねて来た。英子が生まれると二日おきくらいに顔を出す。この新居の費用の多くも戸美子が出した。しかし、時々久仁子が5千円、1万円と渡すお金も久仁子の名前で貯金してしまっている。そんな戸美子も今年還暦を迎える。お祝いのことでちょっとした事件が持ち上がった(「秋の日」)。女の翳と人情が織りなす短編集。
「BOOKデータベース」 より