猟奇の都
著者
書誌事項
猟奇の都
(角川文庫, 緑-338-77)
角川書店, 1988.6
- タイトル読み
-
リョウキ ノ ミヤコ
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収録内容
- ボルジア家の毒薬
- コンデェ公の饗宴
- ダンチヒ公の奥方
- マタ・ハリ嬢の復活
- ラブルー山の女王
- ビキニの白髪鬼
内容説明・目次
内容説明
妄想にとりつかれた狂人が権力を握った時、ボルジア家の血で血を洗う悲劇が幕をあけた(『ボルジア家の毒薬』より)。第一次大戦で全ヨーロッパの人々を愕然とさせた美女スパイ、マタ・ハリの娘が20年後、第二次大戦で謀報活動を始めたが…(『マタ・ハリ嬢の復活』より)。アマゾンの奥地で探険隊が見たのは1メートルもある甲虫や3メートルもある巨人だった。これは幻覚なのか?(『ビキニの白髪鬼』より)。史実をもとに人間の中に潜む狂気と悲哀を描いた短編六作品を収録。
「BOOKデータベース」 より