醜聞
著者
書誌事項
醜聞
(角川文庫, 緑-463-57)
角川書店, 1988.6
- タイトル読み
-
シュウブン
大学図書館所蔵 件 / 全4件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
入江恒子は、横浜レーヨン副社長の西池定吉に父親の臭いを感じていた。36の年齢の差が、その思いを強くしていた。その西池が、恒子の口の中で果て、急死した。事件は、ホテル側の適切な対応で外に洩れることなく処理された。一週間後、恒子は西池からもらった黒真珠の指輪を手に、宝石店銀座堂を訪れ、支配人の立花に謎めいた言動を残して去った。社長交替期を迎え重役陣の思惑と交錯する《醜聞》の気配。恒子のつかんだ秘密とは、そしてその狙いは?
「BOOKデータベース」 より