食糧とバイオサイエンス
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食糧とバイオサイエンス
(明日の文化と産業を支える独創的・先端的研究の成果 / 「大学と科学」公開シンポジウム組織委員会編, 第2回 第3集)
朝日出版社, 1988.10
- タイトル読み
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ショクリョウ ト バイオ サイエンス
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注記
第2回「大学と科学」公開シンポジウム 会期・会場:昭和63年1月27日-29日 経団連ホール
内容説明・目次
内容説明
本巻では「食糧とバイオサイエンス」のテーマの下、〈生体の創造とその維持〉に必須な構成要素である〈食糧〉の問題を扱う。食糧生産の基本的なプロセスである〈光合成〉のメカニズムに始まり、分子生物学の最新の知見を応用した〈植物育種の再構築〉、動植物・微生物が産生する有毒代謝産物である「生物トキシン」さらには微量元素についてまで多様な問題が豊富なデータをもとに論じられる。
目次
- 光合成と食糧生産(光合成を担う蛋白質;光合成の調節)
- 植物育種と食糧生産(ウイルス遺伝子を利用した植物バイオテクノロジー;植物細胞培養を利用した植物生産;ミトコンドリアと雄性不稔性;自家不和合性の機構)
- 海洋資源の諸問題(新しい資源としてのロブスター;赤潮毒と魚類の死)
- 生物トキシン研究の新局面(生物トキシン研究の生命科学への新展開;魚介類の毒化機構;昆虫病原菌δ‐トキシンの細胞受容体と作用機作;エンテケトキシン〔下痢原因毒素〕の構造と機能;マイコトキシンとその研究の現状と将来)
- 生体内微量元素・その研究と展開(はじめに—生体内微量元素;生体内微量元素と健康異常;循環器疾患と微量元素;栄養素としての微量元素;免疫と微量元素;金属アレルギーと健康)
- 食品研究の新しい潮流(食品の機能;食品の生体調節機能;食品中の顕在的・潜在的生体調節因子)
「BOOKデータベース」 より