望郷 : 皇軍兵士いまだ帰還せず

書誌事項

望郷 : 皇軍兵士いまだ帰還せず

三留理男著

(日本への遠い道 / 三留理男著, 第1部)

東京書籍, 1988.8

タイトル読み

ボウキョウ : コウグン ヘイシ イマダ キカン セズ

大学図書館所蔵 件 / 54

この図書・雑誌をさがす

注記

付: 資料1: インドネシア独立戦争に参加した未帰還兵名簿 . 資料2: 家族・知人を探すフィリピン残留孤児名簿

内容説明・目次

内容説明

戦争は終った。しかしみずからの意志によって、日本へ還らなかった人達がいる。スラムの医師として。捕虜達の死を償うために。そして独立戦争の兵士となって。彼らはなぜ、踏みとどまったのか。本年度最大のノンフィクション話題作。

目次

  • 第1部 43年目の証言—タイ・ビルマ国境の未帰還兵を追う(メナムの赤ひげ;悪夢のオリンピック;置き去りにされた二等兵;「中国人」でとおす元伍長;身重の妻に申し訳ない…;「逃亡兵」との無情な通知が;タイに救けられ、タイのために生きる;軍籍を抹消された謀報員;訪ねてきた妻、そして「日本」との訣別;死の鉄路に徴用されたアジア人;「戦場にかける橋」のために)
  • 第2部 父の国と母の国が戦った—フィリピンにもいた日本人残留孤児たち(残留混血孤児に人生を棒げる;父の国と母の国との戦争;日本人であることを隠しとおした運転手;「山の子」たちの校長先生)
  • 第3部 祖国を捨てた日本兵—インドネシア解放戦線に身を投じた若き日本兵たち(収容所を脱走—インドネシア独立軍へ;インドネシアの日系人社会で生きる;「生きて虜囚の辱を受けず」)
  • 第4部 日の丸貯金を返せ!—台湾人にとっての還らざる戦後(戦死傷補償訴訟にかける;「日本人」として戦い、傷つき;還らざる戦後;「麻薬作戦」に徴用されて)
  • 資料(インドネシア独立戦争に参加した未帰還兵名簿;家族・知人を探すフィリピン残留孤児名簿)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN0263773X
  • ISBN
    • 4487751136
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    279p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ