土民嗷々 : 一四四一年の社会史
著者
書誌事項
土民嗷々 : 一四四一年の社会史
新人物往来社, 1988.7
- タイトル別名
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土民嗷々 : 一四四一年の社会史
- タイトル読み
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ドミン ゴウゴウ : 1441ネン ノ シャカイシ
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注記
嘉吉年譜: p10-14
文献解題・目録: p209-215
内容説明・目次
内容説明
“我らの要求が容れられなければ霊仏霊社を焼き払うぞ!”押し寄せる数万人土民の恫喝に日本中が震憾した1441年。世紀の大一揆は一人の処分者も出さずに幕府から徳政令を勝ちとった。各地の反乱・将軍暗殺そして土民蜂起へと移行した動乱の一年を追うことによって中世社会の構造を明らかにするドキュメント。
目次
- 第1章 反逆者の群像(畠山持国更迭さる;島津忠国、大覚寺義昭を謀殺す)
- 第2章 万人恐怖(大覚寺義昭の首京着し首実検行わる;結城城陥落す)
- 第3章 赤松囃子(赤松満祐、義教を自邸に謀殺し、挙族幡磨に逃ぐ;畠山持国、持永一派を追放す;天皇、赤松満祐追討の綸旨を発給す)
- 第4章 土民嗷々(播磨坂本城陥落す;土一揆、洛外の主要寺社を占拠す;東寺、一揆に占拠さる)
- 第5章 本主に返付せらるべし(北畠教顕、赤松教康を殺す;山門延暦寺、嗷訴を起こす)
- 終章 衆議の世界(衆議治定;一揆その後;反逆者その後)
「BOOKデータベース」 より