愛と美の墓標
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書誌事項
愛と美の墓標
講談社, 1988.6
- タイトル読み
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アイ ト ビ ノ ボヒョウ
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注記
参考文献:p242〜243
内容説明・目次
内容説明
自殺は本当に悪なのか。あまりにも早く自らの生命を断った作家・学生・テロリストたち。…遺された文章から彼らの〈生の軌跡〉と〈死の意味〉を考える。
目次
- 明治、大正の作家(北村透谷—虚空を撃つ;川上眉山—美文の終焉;山本飼山—若きソシアリストの思想漂泊;有島武郎—惜みなく愛は奪ふ;江夏美好—針千本の痛み;金鶴泳—帰るところなし、故郷喪失者の悲しみ;竹内仁—東大生作家の殺人、そして自らも;藤村操—人生不可解、一高生のパフォーマンス)
- 俳人、3人(藤野古白—狂余の廃人;川口重美—ストレイシープの東大生心中;赤尾兜子—永遠の謀反人)
- テロリストたちの死(金子文子—何が私をこうさせたか;和田久太郎—獄中の俳人テロリスト;熊沢光子—スパイ協力者と疑われて;森恒夫—革命は銃口から)
- 戦後青春派の墓標—ゼロの青春(原口統三—ナルシストの終末からの発想;長沢延子—青春前期崩壊;井亀あおい—聖性への憧憬から;太原裕子—十字路の死人花;高野悦子—〈出口なし〉の青春放浪;高岡和子—さよなら17歳;奥浩平—熾烈な戦いのなかで;山村政明—光なき証人の焼身自殺)
- 昭和文学の自殺作家
「BOOKデータベース」 より