「酔い」のうつろい : 酒屋と酒飲みの世相史 : 酒
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「酔い」のうつろい : 酒屋と酒飲みの世相史 : 酒
(「食」の昭和史, 8)
日本経済評論社, 1988.11
- タイトル読み
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ヨイ ノ ウツロイ : サカヤ ト サケノミ ノ セソウシ : サケ
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内容説明・目次
内容説明
哀しくとも楽しくとも酒は常に人の世にある。かつて、酒は神々との交歓を願う、集いの酒・宴の酒であり、人は深く酔った。昭和の前期、不況・恐慌・戦争と続くなかで、人は少ない酒を、悪質な酒でも、求めて飲まねばいられなかった。いま、豊饒のなかで、人は「いつもほろ酔い」。酒税の推移、醸造技術の発達、酒場の変貌、新容器の登場などと相俟って、時代は「酒の飲みよう」を大きく変え、「酔い」もまた違ってきた。酒杯に映す世相を振りかえる。
目次
- 第1章 昭和の構図
- 第2章 変わる酒の飲みよう
- 第3章 深まる戦時色の中で
- 第4章 戦時下の酒事情
- 第5章 酒再興の足どり
- 第6章 「戦後」脱却
- 第7章 豊饒の時代
「BOOKデータベース」 より