シェークスピア式イギリス診断 : この世はすべて舞台
著者
書誌事項
シェークスピア式イギリス診断 : この世はすべて舞台
(朝日ノンフィクション)
朝日新聞社, 1986.4
- タイトル別名
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シェークスピア式イギリス診断 : この世はすべて舞台
- タイトル読み
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シェークスピア シキ イギリス シンダン : コノ ヨ ワ スベテ ブタイ
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内容説明・目次
内容説明
社会保障国イギリスのイメージとは裏腹に、老人問題は深刻だ。失業青年が頭を剃り上げ、“いちゃもんつけ”で不満を発散させる。押し寄せる移民が社会の底辺にくすぶる。外国の大金持ちを泊め、領地や屋敷の維持費を稼ぐ上流人。その姿は、滅びゆく帝政ロシア有産階級に酷似する。だが依然、階級社会は健在だ。金持ちか貧乏かで、言葉遣いが全く違う。しかし、そんな中でもイギリス人はユーモアを愛好し、生真面目な無趣味人間は敬遠の憂き目にあう……。ロンドン在住のジャーナリストが体験に照らして書きとめた、イギリス社会の最新カルテ。
目次
- 人生七幕めの大詰めは
- 今なお生きる階級社会
- 古きはよいのか、上流社会
- 失業社会の若者たち
- 小さな戦争、大きな傷跡
- 意外と意外な核意識
- 植民地主義が残したもの
- イギリスは「表現の自由」のプラットフォーム
- イギリス内部の人種問題
- イギリス人のアメリカ観
- 学校もすべて舞台?
- たいくつ人間への風当たり
- サッチャー首相のそっくりコメディ
- 保守・革新のパワーゲーム
- イギリス人は城に住む?
- 怖くて滑稽? 日本人
- 当たって砕けろ、階級社会
「BOOKデータベース」 より