地方史の新視点
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地方史の新視点
雄山閣出版, 1988.10
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チホウシ ノ シンシテン
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Contents of Works
- 地方を考える視点 : 中央と地方のあいだ / 田中圭一
- 古代における地域と開発 : 三ツ寺I遺跡の性格をめぐって / 関口功一
- 近世初頭、江戸周辺の代官支配について : 小泉代官を事例として / 齊藤司
- 地域民俗学からエスノグラフィへ : 『地方史と民俗学』問題再考 / 由谷裕哉
- ムラの宗教史 / 西垣晴次
- 市町村史の理想 / 吉田俊純
- 地方史誌編纂と編纂体制 / 藤本篤
- 市史づくりの問題点 : 地方史研究の諸潮流の成果と欠陥を考えながら / 齊藤博
- 近世地方史料の整理論の動向について : 所蔵目録作成の立場から / 中野美智子
- 近世・近代史料所在情報の収集・整備に向けて / 山田哲好
- 記録管理と史料保存 : 大学の文書館 / 小川千代子
- 企業における社史史料管理の実態 / 中村頼道
- 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会の歩み : 文書館法制定に向けての歩み / 佐久間好雄
- 地方史と歴史教育をめぐって / 奥田晴樹
- 地域史研究のあり方と歴史教育の課題 : 日本近現代史研究における在日朝鮮人問題を例にして / 小川信雄
- 地方史研究者をとりまく研究条件 / 山内譲
- 地域史の視点と歴史運動 : 「五日市憲法」研究の体験から / 新井勝紘
- 地方史研究への模索 : 新土佐史料の発足をめぐって / 安岡憲彦
- 江東区大会レポート・一九八六年 / 吉田優
Description and Table of Contents
Description
さまざまな社会状況の変化や意識の多様化は,これまでの地方史研究のあり方を検討する時期に来ている。そうした状況をふまえ、地域に即した研究方法や理念などをどう進めるかについての新たな視点と方法を具体的に考えていく。
Table of Contents
- 地方史研究の視点と方法(地方を考える視点—中央と地方のあいだ;古代における地域と開発—三ッ寺1遺跡の性格をめぐって;近世初頭、江戸周辺の代官支配について—小泉代官を事例として ほか)
- 自治体史編纂をめぐって(市町村史の理想;地方史誌編纂と編纂体制;市史づくりの問題点—地方史研究の諸潮流の成果と欠陥を考えながら)
- 史料の保存・整理と利用(近世地方史料の整理論の動向について—所蔵目録作成の立場から;近世・近代史料所在情報の収集・整備に向けて;記録管理と史料保存—大学の文書館)
- 地方史研究と歴史教育・地域社会(地方史と歴史教育をめぐって;地域史研究のあり方と歴史教育の課題—日本近現代史研究における在日朝鮮人問題を例にして;地方史研究者をとりまく研究条件 ほか)
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