歴史と想像力
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歴史と想像力
筑摩書房, 1988.10
- タイトル読み
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レキシ ト ソウゾウリョク
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内容説明・目次
内容説明
民衆の歴史観に影響を与える歴史小説に真正面から切りこんだ待望の評論集。好評の「歴史小説とは何か」(1979年刊)の理論を各作品に沿って具体的・発展的に展開する。
目次
- 第1部 戦争体験と文学(歴史的現実とモノローグの世界;昭和一ケタ世代の反国家的原型;想像力における政治—『ヒロシマ・ノート』『沖縄ノート』を中心に;高橋和巳と政治的世界)
- 第2部 歴史の考証と推理の回路
- 第3部 自伝と伝記の間(非凡人と凡人の「自伝」;群衆の伝記)
- 第4部 革命家荒畑寒村の軌跡(荒畑寒村と革命ロシア;寒村翁と「忍びざるの情」)
- 第5部 民衆の歴史認識(民衆史観とは何か;歴史学と歴史小説—和歌森太郎の歴史小説論)
- 第6部 歴史小説断章(魯迅の空論;明治の思想空間と啄木;志士としての文士二葉亭四迷;黒田乙吉のロシア革命体験;オーウェル『1984年』と現代の危機;尾崎・ゾルゲ事件41周年 ほか)
「BOOKデータベース」 より