音と言葉のはざまで
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音と言葉のはざまで
芸立出版, 1988.6
- タイトル読み
-
オト ト コトバ ノ ハザマ デ
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内容説明・目次
内容説明
沈黙に至る〈音楽〉と〈言葉〉を、永遠の均衡と拍動の高みに止揚する超時的形式—詩人、音楽家たちの作品と表現の背後に精神の普遍の秩序を探り、新鮮な〈知〉の領域を開示するエッセイ集。
目次
- 1 音と言葉のはざまで—ある回想
- 2 音楽—批評のコンポジション(ショパンへ〈メタ音楽〉;マーラーと20世紀;ヤナーチェクと自然;バルトークと現代;音楽と教養—メニューイン;音楽と政治—ロストロポーヴィチとヴィシネフスカヤ;音楽と言語—バーンスタイン)
- 3 言葉—様式と個人の才能(ジャン・ヴェルドナルは誰だったのか;スティーヴン・スペンダーのエリオット論;『荒地』の成立をめぐって;『四つの四重奏曲』の形式について;ヘレン・ガードナーと想像力;リチャード・エルマンの『ユリシーズ』論;ジョン・ダン「エクスタシー」の一解釈—詩の構造分析の試み)
- 4 持続する現在—イメージの前衛へ(通夜のあとに;絵画と言語—ガートルード・スタイン;ヘンリー・ムーア「横たわる母と子供」;メニューインとインド;オックスフォードを訪れて;カデンツァの美学;脱構築批評の逆説的意義)
「BOOKデータベース」 より